[コラム]子どもを英語嫌いにしないためには・・・
こんにちは。中村 香奈子です。
私の娘たちがまだとても小さかったたころ、良い英語の教材はないかと常に探していました。
自然と英語ができるようになる教材。
そんな魔法のような教材がないかと色々調べては試してみました。
が、ある時期から、長女が教材に見向きもしなくなりました。
常に1歳上の長女の真似をして育った次女も、教材にそっぽを向くようになりました。
とても高価なものだったので、私は、何とかして振り向かせようとあの手この手を使いました。
、、、が、「このままでは英語が嫌いになってしまうのではないか」とあるとき危機感を覚え、娘たちを取り巻いていたたくさんの教材を全部しまい込みました。
しばらく英語から離れてみよう、と思ったのです。
その日、英語やるよ!と言われず、何だか楽しそうな娘たちを見て、(今まで、ごめん。。。)と、とても申し訳ない気持ちになり、思いきり一緒に遊ぶことにしました。
でも、遊んでいるうちに、
“This way!”
とか、
”Left, right, left, right, one, two, three, go!”
とか、ポロポロと英語が出てくるのです。
そのうちに、手作りのカードで英語で神経衰弱をしたりするようになりました。
私も、真剣勝負です(本気でやって、幼児の娘たちに負けるくらい壊滅的に神経衰弱に弱い私;).
あとは、ノリノリのリズムに合わせて、ゲラゲラ笑いながら英語の掛け声で動いたり・・・
そして、「これだ!」と気付きました(遅い!!)。
「一緒に楽しむ」
これは、本当に大切なこと。
「子どもが楽しいだろう」ではなく、「私たち大人も心から楽しめることを一緒にする」
その時から、またゆるーい英語子育てが再開されました。
私が楽しい!と思える英語あそびは、ひとつ残らず娘たちにとっても夢中になれるものでした。
今では、2人の娘は英語大好き人間で、長女は音大で英語以外の言語も色々身につけたいと学び、次女は大学の英米語学科で英語に溢れる毎日を送るほどになりました。
「先生ご自身も楽しめる教材やカリキュラム」をもつことは、とても大切なことだと思っています。
そして、The Teachers’Roomでご提供する教材やカリキュラムも、「楽しい」が前提で、その上に、「着実に英語の力がつくもの」でなければならない、ということを念頭において作られたものになっています。
それらが少しでも英語が大好きな子どもを育む一助になることができたら、これ以上嬉しいことはありません。