[コラム]活発な幼児たちのクラスコントロール 3つのコツ

[コラム]活発な幼児たちのクラスコントロール 3つのコツ

こんにちは。中村 香奈子です。

さて、活発な幼児たちのクラスコントロールに悩んでいらっしゃる先生もいらっしゃるかもしれない、と思い、今日は「小さな生徒さんのクラスコントロール」についてお話します。

幼児期というのは、色々なことに興味が向きはじめ、心身ともに大きく成長していく大切な時期です。

そんなキッズたちは、本当に、本当に活発!

キラキラとした瞳で、忙しく動き回ります(^^)

そんなキッズたちが、レッスンにきちんと参加してくれるようになるコツが3つあります。

     

1. レッスン室の環境を常にチェックする

色々なことに興味をひかれるキッズたち。

想定外の行動にヒヤリとしたこと、ありませんか。

先生がレッスンに集中するためにも、事前に良く見渡して、危ないものや、これに興味がひかれたらレッスンどころじゃなくなる!というものがあったら、移動しておきます。

私は、たまにレッスン室の写真を撮って、チェックしています。

そうすると、慣れている部屋も客観的に見ることができて、レッスン室に不要なものが見えてきます。

スマホで手軽にできるので、おすすめです!

     

2. 事前準備を完璧にしておく

レッスンプランをたてたら、レッスンがスムーズに流れるよう、準備をします。

探し物や、レッスンプランの見直しなどで流れが止まってしまうと、キッズたちの注意がそれてしまい、そのあと注目してもらうのに一苦労、ということにもなりかねません。

事前に教材を使う順番に並べ、ゲームのやりかた、教材の使い方、大事な表現などを簡単にシミュレーションしておきます。

      

3. キッズたちが興味がある内容をふんだんに盛り込む

最後になりますが、これが一番重要です!

クラスのキッズたちが普段どんな遊びをして、何が好きなのか、、、など、お母さん方との話やお母さんとキッズの会話の中からリサーチしたり、直接聞いたりして、興味が持てる内容をアクティビティーや教材に盛り込みます。

   

    

私は、多少騒がしくても、レッスンがしっかり流れていたら、それがキッズさんの元気な証拠!と思って、あまり気にしていません(むしろ、シーンとして、1時間身動きせず先生の話に聞き入っている園児さんクラスだと違和感が・・・)。

先生自身が、「今日は楽しくテンポ感の良いレッスンができたな~♪」と思えた日は、きっと生徒さまもそう思っているはず。

私も「楽しかったな」と思ったレッスンでは、最後に「まだ終わりにしないでー!!」と園児さんが号泣してしまったことが (可愛すぎます ^^)。

興味を持っていることは、園児さんそれぞれ。

アンテナを張り巡らせて、キッズたちの情報をキャッチし、レッスン作りに生かせたら素敵ですね!