何度もボツになって泣きそうな話

何度もボツになって泣きそうな話

こんにちは。

中村 香奈子です。

さて、このところ「教室拡大」シリーズでお伝えしていますが、今回は「何度もボツになって泣きそうな話」についてお話しします(^^)

最初に、私の教室の運営体系と、どのような拡大を進めようと思っているのかということを書かせてください。

その前提がないと、なぜ「泣きそうな」状況になっているのか、お伝えするのが難しいからです。

私は現在、英語教室とピアノ教室を運営しています。

それらは私が役員を務める会社で法人として運営していますが、社長は何を隠そう、夫なんです。

夫の事業は別の分野なのですが、その中の「教室部門」として、英語とピアノの教室は運営されています。

今回、第二弾、第三弾も視野に入れた大プロジェクトとして教室拡大を計画していますが、第一弾は、お伝えしているとおり、今の教室をリノベーションして今の場所で拡大をはかる、というものです。

テナントを借りないとはいえ、20畳の部屋を防音仕様にしたり、その他の部屋に壁を作ったりドアをつけたり、給湯室を作ったりと、大掛かりな工事をしたり、もう一台ピアノを入れたりと、予算的にもかなりのものになります。

資金繰りの問題直面は必須。

そして、法人なので、決裁権があるのも、銀行の方と話をするのも、全部社長なんです。

そのため、まずは社長(=夫)が「よし、やろう」と言ってくれないことには、前に進められないのです。

さて、本題に戻ります。

教室を拡大していく計画を相談し、「よし、進めよう」と、そこまでは良かった。

次に、夫から「僕が納得できる事業計画書を書いて」と言われました。

はてさて、困りました。

「役員」を語っておいてお恥ずかしい限りなのですが、銀行に提出できるような正式な事業計画書を書いたことがなかったのです(暴)

まずは、世の中の成功している事業者の方々がどんな事業計画書を書いているのかを徹底的に調べました。

そして、書き出す項目をピックアップし、その枠に書き込んでいきました。

それを半日で作って、得意げに夫に提出すると・・・


「テンプレートに文字を埋め込んだだけじゃないか。全く何も伝わってこない。ボツ!」

(※注:大分柔らかく言葉を変え、100分の1くらいに「はしょって」います ww)

チーン、、、撃沈です。

書きかえても書きかえても、ボツ、ボツ。

何をどうしたら良いのかわからず、なぜその事業が必要なのか、ということから、それを成すとどのようなことが可能になるのかなどを、得意のストーリー仕立てに書き出してみました。

そこからどのように事業計画書に落とし込んでいくのか、頭を下げて聞こうと思ったんです(相当追い込まれてます w)。

折れそうな心で(いや、そんな繊細ではないw)、それを見せたところ、「よし」と、一発採用、、、

、、、と思いきや、「そこに具体的な数字が入ってこないと事業計画にならない」と一喝。

苦手な数字との格闘です。

今回正確な数字を出す、ということにじっくりと向き合って、今までいかにいい加減であったか、いかに丸投げしていたかということを痛いほど実感しました。

経営ということが全く分かっていなかった自分が恥ずかしいです。

そして、これから第二弾、第三弾の拡大計画を実行するためには、そんな私ではダメだ、ということを悟らせるために、夫は完璧に近い形まで事業計画書を書かさせているのかもしれない、と思うことにしました(おめでたい性格)。

でも、実際、何度も練り直しているうちに、自分の目指したいことや、そこへのアプローチの方法がかなりクリアになり、数字を出していくうちに、気構えがシャンとしてきて・・。

応援してくれる周りの方々にもお応えできるよう、実を引き締めて今日も数字と向き合っていきます(^^)

次回は「どうする!?次々と湧きあがってくる問題」についてお話させていただきたいと思います。