ガツンと衝撃を受けて号泣しました
- 2024.09.15
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9月とはいえ、この暑さの中、お元気でお過ごしでしょうか。
私は、音楽教室の発表会をはじめ、教室のイベントや大きな企画をかかえて、とても賑やかに毎日を過ごしています。
そんな中、ここ4、5年、発表会前に大きく悩まされるのが、私の手の腱鞘炎。
なにしろ、お恥ずかしながら複数ヶ所、腱鞘炎の診断を受けていて、昨年は発表会前に右手の緊急手術を行いました。
大体、毎年、発表会の数か月前から急に猛練習し始めるものだから、テーピングしたり、包帯したり、、が始まって、生徒さん達には普段練習していないのがバレバレ・・・;
先日、左小指に腱鞘炎の注射を打った翌日、注射の跡が痛そうな色をしていて、英語リトミックの生徒さん達が怖がったらいけないなと思い、軽く包帯を巻いていたんです。
普通にピアノを弾きながらレッスンを進めていた時、出来事がおこりました。
まだ2歳に満たないAちゃんが、私のところに走り寄ってきて、左手を優しくなでてくれたんです。
昨年、周りの皆さんに色々とご迷惑をかけてしまったので、今年は、注射をした時も、また手術が必要な状態になってしまったことも、誰にも言わずに、淡々とリハビリをしていました。
でも、小さな手で、柔らかくなでてくれるAちゃんの優しさに触れて、何だか胸がいっぱいになって・・・
その日の夜、Aちゃんの小さな手のぬくもりを思い出して、号泣してしまいました。
2歳に満たない小さな子どもでも、ちゃんと思いやりをもって行動できるんですよね。
そしてその時、ガツンと衝撃の気づきがありました。
果たして、私は、ちゃんと一人一人の「心」と向き合えているのかな?
小さな子どもたちとは、ちゃんと目線を合わせて向き合ってきたし、親御さんともしっかりコミュニケーションがとれているのかな、とは思うのだけれど、
0~2歳の子どもたち自身とも「心」で向き合えていたのかな
、、と・・
Aちゃんの優しさに触れて、まだ言葉で自分のことを表現できない小さな生徒さんを、心の目で見て、その気持ちを汲んであげられるようになりたい、と思いました。
生徒さんは、確かに、英語やピアノが出来るようになりたくて教室に来てくださってはいるけれど、英語が大好き、ピアノが大好き、という気持ちも育みたい。
そのために、まず、教室が居心地が良くて温かい、自分の丸ごと受け入れてくれる場所であることが大切。
子どもたちと、深いところで心の対話ができるようになれたら素敵ですね。