[コラム]小学生クラス モチベーションを高める方法はコレ!
こんにちは。中村 香奈子です。
子ども達が「英語ができる」ようになるためには、「レッスンに行かないといけない」「勉強させられている」という受け身の姿勢では良い結果が出ませんね。
「英語って楽しい!」「もっともっと知りたい!」「話せるようになりたい!」自分からそんな目標に向かって取り組んでいる子どもたちは、目が輝いています。
そんな目標を、モチベーションを高く持ってキープするために、レッスンの中に取り入れたいことが3つあります。
1. 「競争」を取り入れる
子どもたちが楽しみながらレッスンに参加できるよう、英語ゲームを取り入れたり、頑張った内容を可視化して、クラスや教室で競争する。
例えば、多読の課題を出している場合、読み終えた量をグラフのようにして、誰がどのくらい頑張っているかわかるようにしたり・・・
以前、私の教室で好評だったのが、それを「山登り」に例えて、合格した課題のシールを「一合目」、「二合目」、、と貼っていき、誰が早く登頂できるか、という競争でした。
また、英語ゲームで競う場合は、ただ楽しいだけでなく、「その日のキーフレーズを記憶する・使えるようになる」という視点から競争を組み立てることが大切です。
2.グループ活動を取り入れる
教室で、一週間に1時間弱のレッスンで、グループ活動は取り入れにくいかもしれません。
でも、子どもたちだけでの話し合いの時間をつくってみると、驚くほどのアイデアが出たり、物知り博士がいたり、色々な発見があって、お互いが刺激となり、クラスの雰囲気も活気ある良い方向に持っていくことができます。
◎ペアやグループでのディスカッション(はじめは、キーフレーズは英語で、それ以外は日本語でもOKとし、相づちや意見に対してのコメントのみ英語で、など、ハードルを下げて)に挑戦する
◎プロジェクトを、役割分担して進める
◎グループ単位での英語プレゼンテーション → 調べる事柄ごとに担当を決め、家で調べてきたものを出し合い、皆で協力して英語の原稿を作る(最初はテンプレートは講師が作っておき、内容に合ったフレーズや語句を当てはめる形に)
3.ポジティブなフィードバック
人は褒められるとやる気が出ますね。
子どもたちの取り組みや、発言、成果に対して、精一杯誉める。
これに尽きます。
誉められればそれが自信になり、やる気に繋がります。
そして、その上で、「これをしたらもっともっと素敵になれる!」という、前向きで具体的なアドバイスを提供する。
誉められて子どもたちの耳が開いているので、「こうした方が良かった」というアドバイスより、数倍も効果があります。
子どもたちのモチベーションが上がると、クラスの雰囲気もグンと上がり、気持ちの良い空気がひろがったようになります。
生徒さんだけでなく、先生にとっても、とても居心地の良い空間になりますね。
この記事がより良いクラスを作るためのお役に立てましたら幸いです!