何が「口先だけだった私」を動かしたのか

こんにちは。

中村 香奈子です。

実は６、７年前から、「夢は？」と聞かれるたびに

「テナントを借りて教室を大きくすることです」

と答えていました。

まったく、口先だけもいいところです；
　　　　　　　　　　　

『教室運営しているなら、テナント』

私の中にそんな固定観念があって、まずそうは言ってみるものの、将来像が見えるわけでもなく、全然ワクワクしてこない自分がいました。
　　

ズルズルとそんな状態を引きずって、昨年末ようやく「よし、まずは動かねば」と喝を入れ、重い腰を上げてまずは物件探しからスタートしたのが今年の３月(腰を上げるのに要した時間３カ月^^;)。
　　

動き始めてしまうと「気合い」と「根性」で物事を進めるタイプ(経営者としてド素人がバレるやり方)なので、不動産屋を約２０軒回り、担当の方とも仲良くなって、今の教室からさほど遠くない物件情報をいくつか入手しました。
　　

その時、探していた最優先の条件は「教室の近所」ということ。
　　

現在の教室の生徒さん全員にそのテナントに移っていただいて、そこで一気に生徒数を数百人に育てていく作戦です。
　　

物件探しをしながら、アシスタントさん達に手伝ってもらい、マーケティングをしていきました

(今思えば、順番が逆ーー!!)。

まず、少し広めの範囲で競合調査をしてもらいました。

気になる項目についてデータとしてまとめてもらい、地図(分布図)もつくってもらいました。

さながら、刑事ドラマの捜査会議みたい(・・とワクワクしていたのは私だけかと。)
　　　　　　

そして、それらを目の前に「さてどうしたらいいかしら」という投げかけに、最初は「どのあたりが競合とケンカ腰にならないか」という弱気な話し合いをしていましたが、アシスタントさんのあるひと言で、流れが急変しました。

「今あるここを拡大していくっていうのはないんですかね？」

　　　　　

えー！！！

そんな選択肢があるんですか！！

そしてその選択肢が私の中に全くなかったことにも驚き。

そうなんです。

マーケティングした結果、ここを手放してはいけない、ということが見えたんです。

その後、保護者の方々にもヒアリングした結果、ほとんどの方が口コミやご紹介から入会くださっていたのですが、「場所」も第二の決め手になった、という声が意外と多く。

私の目が輝いてきたのを見て取ったアシスタントさん達は、次から次へと素晴らしいアイデアを挙げてくれました。

一人ではとても思いつかない、ワクワクが加速するようなアイデアの数々が集まって・・・

はっきりと将来像が見えてきました。

そんないきさつで、今の教室を大改装して(壁を取り払い、部屋を仕切ったり、水回りを整えたり、広い部屋を丸ごと防音にしたり、全体のクロスを張り替えたり、etc.)、まずはそこを軌道に乗せ、そのあと別の地に２号店、３号店、、と作っていく計画を、会社の事業として進めていけることとなりました。

ちなみに不動産屋を回って資料を集めたり物件の内見をしたりしたことは、坪単価や広さの目安がついたり、不動産屋さんと知り合いになれたりしたので、決して無駄ではなかった(と信じています)。　

、、、ということで、まず市場調査をしてみること、とても大切です！

☆次は「何度もボツになって泣きそうな話」について書かせてください(^^)